2022年の日本はスタグフレーションに陥りかけていました。
『桃太郎電鉄で学ぶお金・経済のしくみ攻略』を読めば、この文章の意味が分かります。
小学生の頃から桃鉄のファンで【10代20代のための資産形成】の運営者、鈴木梨々です。
あなたは、エデュテイメントという言葉を知っていますか?
entertainment(娯楽)とeducation(教育)を合わせた言葉で、桃鉄でお金や経済のしくみを学べるこの本はまさにエデュメイテントです。
金融リテラシーを養うために、小学生はもちろん、お金の授業を受けないまま学校を卒業してしまった大人にもおすすめです。
桃太郎電鉄で学ぶお金・経済のしくみ攻略 もくじ
【第1章】 お金のしくみ
【第2章】 経済のしくみ
【第3章】 借金について学べ
【第4章】 お金の使い方
【第5章】 未来のお金について
『桃太郎電鉄で学ぶお金・経済のしくみ攻略』を読んで分かること
・経済とは?為替とは?
・キャッシュレス決済とは
・インフレとデフレ
・利息と利子
・借金について
・キャッシュカード・デビットカード・クレジットカードの違い
・投資の種類~銀行預金も投資!?~
・貯金と預金と貯蓄について
・子どもを育てたり結婚にはどのくらいお金がかかる?
などなど…
19歳が読んだ感想→大人も子どももこれ1冊
この本ではお金についての基礎的な知識を網羅していながら(子ども向けの本なので)説明が分かりやすく、各ページに四コマ漫画がついているので、楽しみながら学べます。
この1冊を読んで気になることがあれば詳しく調べてみるという使い方も可能です。
「キャッシュレス決済とは」「仮想通貨とは」など新しく生まれたお金の形についても解説されているので、大人が学ぶために読むのにも最適です。
投資についても触れているので、株式やiDeCo(積み立て式の年金)といった、ギャンブルと混合されやすい投資についての正しい知識を得ることができますよ。
大人も読むことをオススメする理由
『桃太郎電鉄で学ぶお金・経済のしくみ攻略』の対象年齢である小学生や、お金の授業が始まっていない中学生や高校生におすすめなのはもちろんですが、ぜひ読んで欲しいと感じるのが大人の方!
なぜなら、2022年度から高校で金融教育(家庭科の一環としてお金の授業)が開始されたので、子どもの方がお金の知識を持っていることがザラにあるからです。
他に、昔と違い終身雇用が崩壊していて、今は会社員の方も自分でお金のことを考える必要がある時代だからという理由もあります。
特に投資なんかは、2023年以前に高校生をしていた人のほとんどは投資の知識なんてまったくなく他人事だと考える世代です。
筆者もお恥ずかしながらプリペイドカードの意味も分かっていなかったのですが、この本を読んでお金にまつわる基礎から学び直せました。
大人も子どももお金の勉強は大切
この本を読むと、自分が意外とお金初心者だったことに気付くかもしれません。
あなたが親だったらお子さんと一緒に楽しめる1冊ですね。
この本の元ネタとなるゲーム「桃太郎電鉄」は2023年から学校教育に取り入れられることが決まっています。
プレイすることで都道府県や地理を自然と覚えることができるので、ゲームの方もプレイしてはいかがでしょうか?
「桃鉄で学ぶシリーズ」には地理や歴史が学べるものもあるので、他の学習本もチェックしてみてください。
仮想通貨に興味を持ったら
この本にちょっぴり出てくる「仮想通貨」である「ビットコイン」。
本文中では、『紙幣や硬貨はないけれど、インターネット上だけに存在するお金』と説明されています。
「実物がないお金なんて!」
「得体の知れないものを我が子に触れさせたくない!」
そう思う気持ちは分かります。
けれど、もしもお子さまが仮想通貨に興味を持ったら、触れさせてあげてみてください。
仮想通貨取引所が使えるのは18歳からなので、お子さまの口座は作れません。
しかし、歩くだけでビットコインが稼げて、子どもでも利用できるアプリがあるってご存知ですか?
その名は、Bitwalk。
歩数に応じてビットコインが貯まります。
ポイントサイトと違い買い物機能などはなく、歩くことと広告を見ることでのみ稼げます。
日本円に換金する取引には仮想通貨取引所の口座が必要ですが、貯めるだけならアプリだけでOK。
10歳から利用できるので、お子さまの興味や好奇心を無料で満たせます。
私も仮想通貨の口座を持っていなかった頃から、このアプリでビットコインを貯めていました。
また、私自身が実際に出金もしたことがあるので、安全性も確認済みです。
記事に詳しくまとめてあるので、チェックしてみてくださいね!
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